私は高校生の時に過敏性腸症候群を発症し、かれこれ15年以上も過敏性腸症候群を人生の伴侶としております。
過敏性腸症候群は便秘型・下痢型・混合型・ガス型とタイプがあるのですが、私はガス型です。
こんなつらさを感じている方には、ぜひ本記事の方法を試してみてください!
【過敏性腸症候群のつらさ】
- おならを我慢しすぎてお腹が痛くなり、さらに気持ち悪くなる
- おならを我慢しすぎてお腹の中で破裂したり逆流するような変な音がする
- 膨張感で自分が爆発してしまいそうな錯覚に陥る
- 静かな場所ではお腹に意識がいってしまい、集中できない
- お腹が鳴ることが恐怖すぎて様々なことに挑戦できない、躊躇してしまう
このつらさ、当事者じゃないと理解出来ないんですよね。いくら周りにこのことを真剣に話しても「大丈夫だよ~!!」「音なんて誰も気にしないよ~!」なんて笑い飛ばされ終わり、ですよね。
学生のうちに発症したら授業に集中できず、成績にも支障が出ると思います。私のように進路や就職先をこの過敏性腸症候群ガス型のせいで諦めたり、変えたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また社会人になってからも、会議が恐怖で手に汗を握りながら出席する、なんてこともあるのではないでしょうか。
そんな理解されないつらさから皆さまを解放する一助となりたく、私が何年も試行錯誤して行きついた過敏性腸症候群ガス型の対策を書いてみます。どなたかの参考になれば幸いです。
※注意※
本記事で紹介する内容はあくまで一般人の体験談です。予めご承知おきください。
効果があった過敏性腸症候群ガス型の対策
身体をあたためる(最も効果あり!)

これは本当にオススメです!!!
冷えって身体の色々な部分に影響するんですね。
カイロを貼って身体をあたためると、調子が良い事が本当に多いです。
寒さを感じる時期はひたすらカイロを身体に貼っています。
下腹部に一枚、腰に一枚、そして両足の足の裏に一枚ずつ。
私は毎日最低でも4枚のホッカイロを使用しています。学校や職場に行く前にホッカイロが枯渇していれば、わざわざコンビニに寄って調達していたものです。
個人的に重要なのは腰と足の裏かなぁと思っています。
そして足の裏に貼るカイロがあるのご存知でしたか?
冬にアウトドアをする時でなくとも、足の裏カイロは本当に有効です。
また普通のカイロに比べて少し割高なので、まとめ買いを強くおすすめします。
ぜひぜひお試しあれ!!
食べる量を減らす
これもおすすめです。食べる量を減らしたことで、腸の調子が良くなったように思います。
単純に身体に入るものが少ないと、腸の動きが少なくて済むからなのかもしれません。
でも、これをすると次は空腹でお腹が鳴ってしまうので悩ましいものです…。
空腹を感じない程度に、少量の食事をたくさんの回数摂ることが良いと思います。
余談ですが、昔流行ったリセットダイエットなるものをしていたのですが、その内容がざっくり言うと1週間炭水化物を摂らない、油を摂らないというものでした。
私はこのリセットダイエットが気に入って1週間を過ぎても、『ダイエット+ガス対策』として3か月も継続してしまい、結果7キロの減量に成功しました。(本気で炭水化物を食べてなかったので、ガスの調子は良かったものの、フラフラになり自転車で転倒したこともあります(苦笑)危険なのでやりすぎには注意!)
リセットダイエットは「食べる量を減らす」の極致のようなものですが、ガスで悩む頻度が確実に減りました。
やはり、食べる量を減らすことは過敏性腸症候群に有効なのだと思います。
ですが、ちゃんとした食事を摂らないと健康を害してしまい本末転倒です。次のように、食べるものに気を付けましょう。
食物繊維や乳製品を摂りすぎない

私がなるべく食べないようにしているのは以下の食品です。
- じゃがいも
- さつまいも
- かぼちゃ
- ゴボウ
- 里芋
- 豆類
- ヨーグルト
- 牛乳
要するに、食物繊維や乳製品は摂りすぎないようにしましょう、ということです。
これを意識することで少しは良くなりました。やはり食物繊維や乳製品は多量に摂取すると消化不良を起こしてしまうため、過敏性腸症候群の人にとって大敵です。
でも、上記を完全に食べないというのは日常生活では難しいです。なるべく食べないようにする、程度に頑張りましょう。
会社の研修で、ちいさーく切られたゴボウ入りの炊き込みご飯が入っている弁当を提供されたことがあります。恐怖すぎて小さいゴボウひとつひとつを取り除いたものの、完全に除去するのは無理でした…。しかし、「えーい!食べちゃえー!」となんてならない程の恐怖。頭の中が過敏性腸症候群の恐怖でいっぱいの研修。本当に嫌です。涙
ザ・ガード コーワ 整腸薬アルファ3+
整腸剤もいろいろ試してみましたが、こちらが一番気に入っています。
過敏性腸症候群の原因は気持ち的な部分が大きいとはわかっています。だからこそ安心したい気持ちでこちらを使用量よりも少し多めに飲んでしまっていた日もありましたが、使用量は守ってください。

効果が感じられなかった過敏性腸症候群ガス型の対策
病院に行く

正直言って、病院に行っても意味ありませんでした。
まぁ、「過敏性腸症候群ですね」と診断してもらったのはよかったです。
でも先生が言った対策は、「休み時間に外に出て、ガス出してください」というものでした…。チーン。
そんなんじゃダメなのよ…。
ガスピタン
名前がドンピシャなので、何個か買って試していましたが、あまり効果がなかったように思います。私の場合、飲んでも悩みの種である膨張感の解消には至りませんでした。
でも、飲んで良くなった!という話を聞いた事もありますし、『ガスピタン』なのですから効く方には効くはず。まだ試した事がない方は一度試してみることをおすすめします。
新ビオフェルミンS
こちらもあまり効果は感じられず、途中で飲むのをやめてしまいました。でも飲んで悪化したという印象は全くありませんでしたし、一番身体に優しそう(CMの印象かな)なので、これで良くなったら理想的です。
整腸薬は人によって効き目が異なるという印象です。
本記事の内容はあくまで私の体験談ですが、過敏性腸症候群にお悩みの方はいろんな整腸薬を試してみて、最も自分に合ったものを探してみると良いでしょう。
まとめ
過敏性腸症候群ガス型に効果があった対策を再掲します。
- 体をあたためる
- 食べる量を減らす
- 食物繊維や乳製品を摂りすぎない
- ザ・ガード コーワ 整腸薬アルファ3+
本当につらい過敏性腸症候群ガス型。私は人生を大いに狂わされました。
このつらさから解放され、目の前の事に集中できる日が来ますように。
様々な対策を試してみて、一つでもあなたに効果がある方法が見つかれば本望です。
