視覚障害者がFIREを目指す【夫婦で頑張る】

FIRE

私は網膜色素変性症という目の病気を患っています。

この病気の症状は視野狭窄、夜盲、羞明があり、これらは進行性のもので、年々見えなくなってきていることを自覚しています。

そんな私が今目指すもの、それは『FIRE』。


FIREとは…

「Financial Independence, Retire Early」の頭文字をとったもの。

つまり、経済的な安定を早期に確立し、早期リタイアを実現しようという取り組みのこと。


私は、目の見えるうちに娘の成長を一番近くで見て、そして世界中の色々なものを見たいのです。

そのために、できる限り早期に経済的自立を果たし、会社員という制約多き生き方を変えたい、という考えに至りました。


FIREを目指すようになったきっかけ

このFIREという生き方をはじめに教えてくれたのは私の夫でした。

元々私の夫は自称『コミュ障』で、人との関わりがあまり得意ではありません。そして山が大好きで、結婚式の自己紹介で将来の夢という質問に「ノマドライフ」と答えていたくらいです(笑)そんな彼ですが、今はまだ会社員として頑張って毎日働いています。

そして私も、子育てをしながら週5日、会社員としてフルタイムで働いています。

しかし、このように忙しくしている今も私の視野狭窄は着実に進んでおり、見えない範囲が広がってきています。今はまだ治療法がない病気で、医療の発達(iPS細胞)をただただ待つしかない日々です。


私は現在33歳。

娘はまだ1歳半です。

そしていつ目が見えなくなるかわからない。こんな状況の中、私はただ医療の発達を待ち続け、目が見えている今の大切な時間を特に充実感もない会社の仕事へと捧げ、夫や娘とのかけがえのない時間を削っている…

私の人生、それでいいのだろうか?

そう感じ始めた事が、FIREを目指すようになったきっかけでした。

FIREをして何をしたいのか

FIREを実際に成し遂げたとして、何をしたいのか?

私はただ、娘の成長を一番近くで見て、目の見えるうちに世界中の色々なものを見たいだけです。


また、FIREをしたら全く働かないというわけでもありません。今のような会社の仕事ではなく、自分で好きなことをして、贅沢なんかできないかもしれないけど、普通に食べられて、娘が自立するまで普通に育て上げるだけの収入を得ていきたいと思っています。



FIREを達成する為に何をしているか

FIREを達成する為に、何よりもまず支出を最適化することを第一に考えて生活しています。

その一環として、障害者手帳の有効活用があります。障害者手帳を提示することによって割引されるサービスが日本にはたくさんあります。

例えば、私は毎日バスで通勤をしていますが、障害者手帳を提示することによって、バス運賃が半額になります。

また、週末で家族で出かける際にも動物園なんかは障害者手帳を提示すると本人+付添者一人が無料になることが多いので、事前に障害者手帳割引を使える施設かどうかを調べてから出かけるようにしています。

家のお金は必要経費の全額を洗い出し、夫と私の収入の比率に合わせて、それぞれが必要分を負担しています。

外食はあまりしません。家族で外食をするのは、月に1度だけと決めています。そんな貴重な外食ですから、もはやマクドナルドさえも私達夫婦にとってはご馳走です。月1度の外食に何を選ぶか、1週間前くらいから話し合いが始まるほどです笑

そのようにして支出をなるべく減らし、余ったお金で高配当株を買

それを夫婦共々、それぞれの管理にて実行しています。私達は家族のスケジュールをTime Tree(無料アプリ)で、共有していますが、毎月”株買付”という日が設けられているほどです笑

また、私は障害厚生年金も受給させていただいている為、年間約60万円を給与以外の所得として得ることが出来ています。税引き後配当利回りが4%とすると年間60万円は金融資産1500万円分の配当金に相当します。今の私にとって障害年金はFIREを達成するために無くてはならない収入となっています。


会社から得られる給与以外の収入が、必要な生活費を上回ったら、その時点でFIREを出来る基準に到達です。まだ小さい子供もいますので、学費なども考えて私は慎重にそのタイミングを判断したいと考えてはいますが、夫はいち早くFIREしたいようです。

いつFIREに辿り着けるのか—私達の目標

前述のようなFIREへの日々の取り組みを続け、いつFIREに辿り着けるのか?

私達夫婦の目標は『30代の間』です。

あわよくば、娘が小学校に入る前=あと5年です。

一時は忙しいかもしれませんが、夫婦共にフルタイムで働いていれば、比較的早くFIREを達成できるのかもしれません。



最後に・・・子供にとって親のFIREとは

子供が育っていく中で、「親何してるの?」という話にきっとなりますよね。

私は典型的な日本人の考え方を持ち合わせていたので、学校を卒業後は会社に就職して、定年まで働き続けるというのが、私の人生だとつい最近まで当たり前に思っていました。そして子供にとっても親が大きな会社に勤めているということがいいことなのだと勝手に思い込んでいました。

しかし、それは根拠のない思い込みに他なりません。

2020年から始まったコロナ禍により世界中の人々の価値観は大きく変わったと思います。今まであった当たり前がもはや当たり前でなくなっている。このたった1年間だけでこんなに大きく変わった価値観、今1歳半の子供が物事をきちんと考えられるようになった時、果たして何をどう感じるのか?そんなことは、今の私には想像も出来ません。

予想を出来ないような事を勝手に悩んでいても、らちがあきません。

それなら今の私達が、一番幸せだと思える生き方をし、人生を楽しんでいる姿を子供に見せられること、それが一番の子育てなのではないかと思うのです。



その為に私は今日も支出の最適化をしFIREを目指す!!!(ちなみに今日も家でスコーンとパウンドケーキを焼くという安い遊びで満喫しています笑)

今、目が見えている大切な時間を無駄にしないよう、一生懸命生きたいと思います。

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